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「ドラム式洗濯機は二度と買わない」の真相とは?8つの悪評で見る失敗しない選び方

「ドラム式洗濯機は二度と買わない」の真相とは?8つの悪評で見る失敗しない選び方

変わらぬ人気のドラム式洗濯機ですが、インターネットには「二度と買わない」「縦型洗濯機に戻した」などの不満の声も上がっています。
ドラム式洗濯機は高価な家電だけに、二の足を踏みたくなるのも当然のことでしょう。

しかし「二度と買わない」などの悪評の多くは「機能の誤解」「メンテナンスの知識不足」「生活スタイルとのミスマッチ」から生じているケースがほとんどです。

この記事では、ドラム式洗濯機に関する「8つの悪評」と「6つの好評」を解説しているほか、縦型洗濯機との比較もおこなっています。
悪評も好評も理解して、ドラム式洗濯機が暮らしに合うかを判断してください。

ドラム式洗濯機8つの悪評「二度と買わない」理由とは?

まずは、ドラム式洗濯機を購入したユーザーが「二度と買わない」と後悔や怒りを抱くことになった具体的な「悪評」を確認していきましょう。

悪評①:壊れやすい・寿命が短い

ドラム式洗濯機に関する悪評の中で、最も深刻で多いのが「すぐ壊れた」「数年でエラーが頻発するようになった」という耐久性に関する不満です。
縦型洗濯機はシンプルなので、10年近く故障なしで使えることも珍しくありません。

特に、毎日の乾燥で発生するホコリが本体内部の深部に溜まることで「3年〜5年ほどで乾かなくなった」「エラーが連発して動かない」といった現象が発生しやすくなります。
30万円近く払ったにもかかわらず数年で寿命を迎えてしまう体験が「二度と買わない」という失望につながっています。

悪評②:定期的なお手入れが面倒

ドラム式洗濯機は「洗濯物を干す手間」を減らしてくれる反面、「お手入れの手間」が想像以上に多いという不満があります。

  • 乾燥フィルター:乾燥機能を使うたびにホコリを取り除く必要がある
  • 排水フィルター:数週間に一度、溜まったゴミや泥を掃除する必要がある

これらを怠ると、乾燥性能が落ちたり生乾き臭の原因になったりするため逃れられません。「干す作業からは解放されたが、毎回の掃除がストレス」と感じる人が少なくないのです。

悪評③:本体価格が高い

価格面の負担の重さも大きなデメリットです。
縦型洗濯機が5万円前後から手に入るのに対し、ドラム式洗濯機は安価なエントリーモデルでも8万〜10万円前後、主流の高性能モデルになると20万〜30万円以上と高額です。

悪評④:洗浄力が弱い

ドラム式は縦型に比べて洗浄力が弱いという悪評も存在しています。

ドラム式は少量の水で衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」を行います。
そのため、大量の水で「揉み洗い」をする縦型に比べると、泥汚れやガンコな固形汚れが落ちにくい傾向があります。
また、水量が少ないためにすすぎ不足が起きやすく、皮脂汚れが落ちきらずに衣服や白いタオルが徐々に黒ずんでくるケースもあります。

悪評⑤:服が縮む・シワシワになる

大切な衣類が傷んでしまったり、時短のために乾燥機能を使ったのに、アイロンがけで余計な手間がかかるようになったりするケースです。

特に熱風で乾かす「ヒーター式」のモデルを使っていたり、洗濯物を詰め込みすぎた状態で乾燥をかけると、激しい縮みや強いシワが発生してしまいます。

悪評⑥:タオルがゴワゴワになる

ドラム式洗濯機にしたら、タオルが硬くなったという声も聞かれます。

ドラム式で「洗濯・脱水」だけを行い、そのまま外干しすると、ゴワゴワ・パサパサの肌触りになってしまいます。

悪評⑦:音や振動がうるさい

ドラム式洗濯機は本体重量が80kg〜90kg近くあり、ドラムが横向きに高速回転するため、振動や音が縦型よりも大きくなりやすい特徴があります。

設置環境によっては床に振動が伝わり、夜間に使用できなかったり、マンションの階下への影響を気にしてストレスを抱えることがあります。

悪評⑧:本体が大きすぎる

通路が狭くて搬入できない、脱衣所の所定の位置に収まらない、洗濯機のドアを開閉しづらいなど、購入直後に起こるトラブルです。

縦型と異なりドラム式洗濯機は奥行きがあり、ドアが手前に大きく開くため、設置スペースだけでなく動線まで計算しておく必要があります。

ドラム式洗濯機6つの好評「縦型には戻れない」理由とは

「二度と買わない」といった悪評の一方で、ドラム式洗濯機を絶賛するユーザーも数多く存在しています。
満足している人が感じている「好評」を見ていきましょう。

好評①:干す・取り込む作業がゼロになる

ドラム式洗濯機の一番の魅力は、家事時間を削減できる時短効果です。

朝や夜に洗濯物を放り込んでボタンを押すだけで、数時間後にはふんわり乾いた状態で完了しています。
「ハンガーに一着ずつかけて外に干し、夕方に回収して畳む」という一連の作業が完全に消滅するため、1日あたり15〜30分、年間で100時間以上の自由な時間が生まれます。

好評②:天候を気にせずに洗濯できる

天気予報を気にするストレスから解放される点も高く評価されています。
雨の日、梅雨時期、冬の乾きにくい時期でも関係なくカラッと乾くだけでなく、花粉や黄砂が気になる時期に部屋干しをしなくてもいいのも大きなメリットです。

好評③:洗濯の細かな手間を省ける

近年のドラム式洗濯機には、洗濯自体を楽にする先進機能が詰まっています。

  • 液体洗剤・柔軟剤の自動投入:毎回洗剤を計量して投入する手間がゼロになる
  • 温水洗浄機能:40℃〜60℃の温風・温水で洗うことで、黄ばみや皮脂汚れ、ニオイの原因菌を根本から分解する

干す・取り込む作業の省略ほど劇的なものではありませんが、細かな手間が省けるのも時短の一つです。

好評④:節水効果が優れている

ドラム式洗濯機が採用する「叩き洗い」は、縦型の「揉み洗い」と比べると節水性能が優れています。

縦型洗濯機に比べて1回の洗濯で使用する水量を約半分〜3分の1程度に抑えることができ、毎日洗濯をするご家庭であれば、年間の水道代で数千円以上の節約になります。

好評⑤:インテリア性が高い

ドラム式洗濯機のお洒落なデザインは、多くの方々をひきつけています。
スタイリッシュなデザインが多く、洗面室に置くだけで生活感を抑えたおしゃれな空間になります。

また、ドラム式洗濯機は空間活用面での満足度も高めです。
縦型洗濯機の上部に独立した衣類乾燥機を設置するのに比べて、1台で洗濯から乾燥まで完結するため、洗濯機の上の空間を活用できるメリットがあります。

好評⑥:洗濯物の出し入れがしやすい

意外な高評価ポイントが、洗濯物の出し入れのしやすさです。

縦型洗濯機は深底のドラムの上から覗き込んで、重い濡れた衣類を背伸びしながら引き上げる必要があります。
一方、ドラム式は扉が横にあるため、小柄な女性や腰に不安がある方でも、かがむだけで楽に洗濯物を取り出せます。

8つの悪評は誤解かも?ドラム式洗濯機の悪評の解決策

ネット上で見かける8つの悪評ですが、実は製品の選び方や使い方のコツを知ることで回避・解決が可能なものが多くあります。
上で見た悪評①〜⑧に対応した解決策をまとめました。

悪評①:「壊れやすい・寿命が短い」の解決策

「自動洗浄」付きモデルを選ぶ

故障や短寿命の原因の多くは、本体内部に溜まったホコリですが、近年の上位モデルには乾燥ダクトや熱交換器を水で自動洗浄する機能がついています。
ホコリ詰まりによる故障が少なくなったと評判です。

販売店の長期保証に加入する

多くの家電販売店は、メーカー保証よりも長期間の独自の保証を用意しています。
修理費用がカバーされることが多く、故障による金銭的なリスクを回避できます。

悪評②:「定期的なお手入れが面倒」の解決策

「フィルター掃除」対策済みのモデルを選ぶ

面倒な乾燥フィルターの掃除をしなくても済むよう、近年ではフィルターを自動で掃除してくれる機能付のモデルや、そもそもフィルターがないモデルも登場しています。
掃除をしなくても「服が乾かなくなる」「生乾き臭がする」ことは少なくなりました。

市販の「排水フィルター用ネット」を使用する

本体下部の「排水フィルター」は糸くずやゴミが網目に絡みつき、特に掃除が面倒な箇所です。
ホームセンターや100円ショップで販売されている排水フィルター用ネットを被せて置けば、ゴミが溜まったら捨てるだけとなり、定期的なお手入れが軽減されます。

悪評③:「本体価格が高い」の解決策

モデルチェンジ時期(8〜10月)や型落ち品を狙う

最新モデルにこだわらなければ、秋頃の新製品入れ替え時期を狙うのが効果的です。
型落ちモデルであれば、変わらない性能のドラム式を3〜5割近く安く購入できるため、購入時の初期費用を大幅に抑えられます。

海外メーカーなど安価なドラム式洗濯機を購入する方法もありますが「自動洗浄機能」が付いていなかったり、乾燥方式がヒートポンプ式でなかったりする場合があります。
安価なドラム式を選ぶ際は、必要な機能が付いているかを確認してください。

「ヒートポンプ式」を選びランニングコストを抑える

ドラム式は本体価格が高額になりがちですが、省エネ性能に優れた「ヒートポンプ式」を選ぶことで、毎日の電気代や水道代を抑えられます。
日々の光熱費を軽減できるため、長期的に見ればトータルの家事コストを抑えることにつながります。

悪評④:「洗浄力が弱い」の解決策

「温水洗浄」機能付きモデルを活用する

ドラム式特有の「たたき洗い」は水量が少ないため、皮脂汚れや泥汚れが残りやすい傾向があります。
「温水洗浄機能」付きのモデルなら40〜60℃のお湯で洗うことで、皮脂を溶かして頑固な汚れや皮脂による黒ずみ・ニオイを防止できます。

洗剤の適量を守り、詰め込みすぎない

洗剤を多く入れすぎると少量の水ですすぎきれず、洗剤残りが黒ずみの原因になります。
説明書の指定量を守るか「洗剤自動投入」付きモデルに任せることで、すすぎ残しを防いでキレイに仕上げられます。

悪評⑤:「服が縮む・シワシワになる」の解決策

「ヒートポンプ式」を選ぶ

100℃近い高温風で乾かす「ヒーター式」は、衣類の繊維を傷めて縮ませる大きな原因になります。
約60℃の低温温風でやさしく乾燥させる「ヒートポンプ式」を選ぶことで、衣類のダメージや縮みを最小限に抑えられます。

乾燥容量を守って使う

洗濯物をドラム内に限界まで詰め込むと、風が通らないためシワが残りやすくなります。
乾燥時は規定の容量を守ってドラム内に空間を作り、シワなく仕上げてください。

悪評⑥:「タオルがゴワゴワになる」の解決策

タオルは外干しせず「乾燥まで完了」させる

少量の水で洗う「たたき洗い」はタオルの毛足(パイル)が寝てしまいやすく、そのまま天日干しすると固まってゴワつきます。
あえて天日干しをせずドラム式で乾燥まで仕上げることで、温風と回転運動で毛足が立ち上がり、天日干し以上のフワフワ感になります。

干す場合はしっかり振る

乾燥機能を使わない場合は、脱水後にタオルを10回ほど強く振り、潰れた繊維を起こしてください。
パサつきを大幅に軽減できることに加えて、乾くまでの時間も短縮できます。

悪評⑦:「音や振動がうるさい」の解決策

洗濯物を偏らないようにする

洗濯ネットへの詰め込みすぎや、防水性シート・大物1点だけでの洗濯は、ドラム内の重心が偏って激しい振動やガタガタ音の原因になります。
衣類を均等に入れ、適切な量で回すことでドラムの回転が安定します。

防振ゴムマットを足元に敷く

重量のある本体の振動が直接床に伝わると、下の階や隣の部屋に音が響きやすくなります。
洗濯機の脚の下に市販の防振ゴムやマットを挟むと、床へ伝わる振動と静音性が改善されます。

悪評⑧:「本体が大きすぎる」の解決策

搬入経路と水栓のサイズを事前計測する

購入前に玄関や廊下など搬入経路に、十分な幅があるかを確認してください。
本体幅+6cmが目安です。
あわせて、脱衣所の防水パン(洗濯機を設置する場所)のサイズや蛇口の高さが干渉しないか、事前に確認しておきましょう。

ドアの開閉向きを検討する

ドラム式はドアが手前に大きく開くため、脱衣所の壁や洗面台の位置によって出し入れが窮屈になることがあります。
脱衣所の壁の位置や家事動線に合わせて「右開き」「左開き」の適切な方を選ぶことで、設置後の使い勝手が大きく変わります。

根強い人気「縦型洗濯機」の悪評と好評

ドラム式を検討するうえで、比較対象となる「縦型洗濯機」の悪評と好評も把握しておきましょう。

縦型洗濯機の悪評

  1. 干す・取り込む手間が一切減らない
    毎日のハンガーがけや外干し作業から逃れられない
  2. 使用水量が多く節水性が低い
    溜めすすぎなど大量の水を使うため水道代がかさむ
  3. 深い洗濯槽の底から取り出しにくい
    底が深いため、小柄な方や腰痛持ちの方は衣類を取り出すのが大変

縦型洗濯機の好評

  1. 泥汚れや頑固な汚れに強い
    大量の水で擦り洗いをするため、泥汚れや作業着の洗濯に最適
  2. 本体価格が大幅に安い
    5万〜10万円前後で購入でき、初期費用を大幅に抑えられる
  3. 構造がシンプルで故障しにくい
    部品数が少なくメンテナンスが楽で、長持ちしやすい
  4. 狭い洗面所でも設置しやすい
    フタが上に開くため、横幅や奥行きがコンパクトで場所を取らない

ドラム式 vs 縦型、あなたに合っているのはどっち?

それぞれの特徴を踏まえ、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のどちらを選ぶべきかチェックしてみましょう。

ドラム式洗濯機が向いている方

  • とにかく家事時間を減らしたい方(共働き・子育て世帯・一人暮らし)
  • 外干しや部屋干しの手間、天気予報の悩みから解放されたい方
  • 夜間や外出中に洗濯・乾燥まで終わらせたい方
  • 毎月の水道代を抑えたい方

縦型洗濯機が向いている方

  • スポーツをする子どもがいるなど頑固な汚れ物が多い方
  • 購入価格をできるだけ抑えたい方
  • フィルター掃除やお手入れが苦手な方
  • 洗浄力最優先で干す作業自体はそこまで苦にならない方

失敗リスクを避けるなら「家電レンタル」で試すのも手

ここまでドラム式洗濯機の悪評と好評、そして縦型との違いを解説してきましたが、高額な買い物だけに購入に踏み切れない方も多いことでしょう。

そんな場合は不安を抱えながら購入するのではなく、家電レンタルサービスを利用して実際に試してみるのも良い方法です。

レンタルであれば、初期費用を大幅に抑えながら「定期的なお手入れの面倒さ」「洗浄力の低さ」「服の縮み・シワ」「運転音や振動」などの悪評が本当かどうかを検証できます。 

自分には合わなかったと感じた場合でも返却や縦型への変更が容易なため、失敗リスクを最小限に抑えられます。

まとめ

ドラム式洗濯機に関する「二度と買わない」という悪評の多くは、事前の確認不足や使い方の誤解、そして「高額な買い物で失敗した」というイメージから生まれています。

正しい知識を持って導入すれば、ドラム式洗濯機は毎日の家事時間を劇的に削減し、暮らしの質を跳ね上げてくれる家電製品です。

「ドラム式の快適さを試したいけれど、購入して後悔したくない」という方は、まずはレンタルでお試し利用してみてはいかがでしょうか。

家電レンタルサービスの「ファストレンタル」なら、お手頃な月額料金で人気のドラム式洗濯機を自宅で気軽に試すことができます。
搬入サイズやお手入れの相性をリスクなしで確かめてから、納得のいくお買い物に繋げてください。

監修者

黒田 真一