引っ越しの家具はいつ買う?準備から購入までの流れ

家具は、入居前にすべてをそろえる必要はありません。
持っていく家具と新しく必要な家具を整理し、使い始めたい日と商品の納期をもとに購入時期を決めます。
ここでは、物件が決まる前から入居後までの準備の流れを紹介します。
物件が決まる前|必要な家具と予算を整理する
まずは今ある家具を見直し、次の内容を整理しましょう。
- 新居へ持っていく家具
- 古くなったり使いにくくなったりして、買い替えたい家具
- 新生活に向けて買い足す家具
今のベッドやテーブルを使い続けるなら、同じ用途の家具を買い直す必要はありません。持っていく予定の家具はサイズを測っておくと、内見の際に置けるかどうかを確かめられます。
この段階では、購入したい家具の価格やデザインを比較して、候補を絞っておきます。
収納家具などは、備え付け収納の広さによって必要な数や大きさが変わるため、物件が決まる前に注文を急ぐ必要はありません。
予算を決める際は、引っ越し代や賃貸契約の初期費用も考慮します。家具の予算は、商品代金に加えて配送料や組み立て費用も含めて考えることが大切です。
契約・入居日が決まったら|採寸して必要な家具を注文する
新居の契約が済み、入居日が決まったら、採寸のために訪問できる日を不動産会社に確認します。
家具の設置場所に加え、玄関や廊下なども測り、部屋まで運び込める大きさかを確かめてください。
サイズに問題がなければ、入居初日から使う家具を優先して注文します。このときに押さえたいのは、商品の到着予定日と、新居で受け取れる日が合うかどうかです。
取り寄せや受注生産の家具は、注文から届くまでに時間がかかる場合があります。
気になる商品の納期を採寸前に問い合わせておけば、購入の判断や配送の手配を進めやすくなります。
入居後|暮らしに合わせて家具を買い足す
すぐに使わない家具は、新居での生活が落ち着いてから選んでも構いません。荷物を収めてみると、収納がどのくらい足りないか、家具を増やせるスペースがどこにあるかがわかります。
食事や仕事をする場所、部屋の中を移動する経路も、家具を選ぶ際の判断材料です。
使い道と置き場所が決まってから買い足せば、購入したものの置く場所に困るといった失敗を減らせます。
引っ越し前に買う家具・入居後でもよい家具

家具を買う順番は、初日から必要か、手持ちのもので代用できるかを基準に決めます。
入居前に注文するものも、新居へ直接届けてもらえば、旧居から運ぶ手間を省ける点がメリットです。
以下の表を参考に、ご自身の暮らしに必要なものを整理してください。
| 家具・インテリア | 購入時期の目安 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 寝具 | 入居前 | 初日の夜に使う布団・枕・シーツなどを用意する |
| ベッド | 入居前、または入居後 | 手持ちの布団などで眠れるなら、購入を後にすることも可能 |
| カーテン | 入居前 | 窓の位置や周囲の環境に合わせて、目隠しや遮光に必要なものを選ぶ |
| 照明 | 入居前 | 備え付けがない部屋に用意する |
| テーブル・椅子 | 食事や仕事で使い始める前 | 入居後すぐに使うか、手持ちのもので対応できるかを考える |
| ソファ | 入居後でもよい | ほかの家具との距離や通り道を見て大きさを決める |
| 追加の収納家具 | 入居後でもよい | 備え付け収納に収まらなかった荷物に合わせて選ぶ |
| テレビ台 | テレビを設置する前 | テレビのサイズと置き場所に合うものを用意する |
| ラグ | 入居後でもよい | ベッドやソファなどの配置が決まってから大きさを選ぶ |
カーテンや照明も入居当日から必要になることがあるため、家具とあわせて準備する品目に含めておくと、買い忘れを防げます。
入居前は寝具・カーテン・照明を優先する
入居当日の夜に困らないよう、まずは寝具を用意しましょう。
ベッドを購入する場合は、マットレスが付属しているか、別売りなら同じ日に受け取れるかも確認が必要です。
カーテンは、窓ガラスの大きさだけで選ぶと幅や丈が合わないことがあります。採寸はカーテンレールを基準に行いましょう。窓やレールの種類によって測る位置や適した丈が異なるため、購入前に販売店のサイトなどで測り方とサイズの選び方を確認してください。
照明を選ぶ前には、備え付けの有無と、天井の取り付け部分の確認が必要です。取り付け部分の写真を撮っておけば、店頭で対応する器具について相談できます。
カーテンや照明を自分で取り付ける場合は、脚立なども必要に応じて用意します。寝具やカーテンを旧居から持っていく方は、ほかの荷物に埋もれないよう、すぐ取り出せる場所にまとめてください。
テーブルやデスクは使い始める時期に合わせる
入居後すぐに自宅で食事や仕事をする場合は、テーブルやデスクも事前の手配が必要です。引っ越してから探し始めると、使いたい日に届かない場合があります。
仕事用のデスクなら、パソコンや資料を置ける天板の広さに加え、椅子を引いて座るためのスペースも欠かせません。
デスクと椅子を別々に買う場合は、高さの組み合わせにも気をつけてください。
一方、手持ちのテーブルを当面使えるなら、新しいものは入居後に選んでも構いません。実際に食事や仕事をしてみて、狭さや使いにくさを感じたら買い替える方法もあります。
ソファや収納家具は住み始めてから選んでもよい
ソファや追加の収納家具は、ほかの荷物を片付けてから選ぶと、必要な大きさを具体的に考えられます。引っ越し前に見た空室と、生活用品を置いた部屋では、使えるスペースも印象も異なるものです。
収納家具を買う前に、まずは備え付けのクローゼットや棚に荷物を収めてみましょう。
入りきらないものが衣類なのか、本や書類なのかによって、必要な家具は変わります。収納量だけで決めず、しまうものに合った引き出しや棚を選ぶことが大切です。
ソファを置く際は、本体の大きさに加え、前にテーブルを置いたり、座って脚を伸ばしたりするスペースも考慮します。
キッチンやベランダへ向かう通り道を塞がないかも、購入前に確かめてください。
買った家具はいつ新居に届ける?配送日の決め方

家具の配送日は、鍵の受け取り後で、新居への搬入が認められている日を選びます。注文は事前に済ませられますが、受け取りには現地での立ち会いが必要です。
引っ越し当日に配送を集中させず、それぞれの家具を使い始める日と、搬入・組み立てにかかる時間を考えて日程を組んでください。
引っ越し前に受け取るなら、鍵の受取日と搬入できる日を確認する
引っ越し前に新居の鍵を受け取れる場合は、先に家具を届けてもらう方法があります。
段ボールや生活用品を運び込む前なら、搬入や組み立てに使う場所を確保でき、家具を設置してから荷解きを始められる点がメリットです。
ただし、家具の配送を申し込む前に、鍵の受取日と搬入できる日を不動産会社に確認してください。
先に家具を置く場合も、後から冷蔵庫や洗濯機などを運ぶ経路は空けておきます。大型家具の配置によって通路が狭くなると、引っ越し当日に動かし直さなければならないことがあります。
引っ越し当日に受け取るなら、業者の搬入時間と重ならないようにする
引っ越し当日に家具を受け取る場合は、引っ越し業者による荷物の搬入と時間をずらすことが大切です。
玄関や廊下、エレベーターを同時に使うと、互いの作業を妨げるおそれがあります。
販売店によっては細かい時間指定ができず、配送時間帯が直前に決まることもあります。時間をずらすのが難しければ、家具の配送を別の日にする方法も検討してください。
旧居での搬出にも立ち会う方は、新居までの移動時間も見込んでおく必要があります。
家具が届く時間に新居で待てるか、引っ越し全体の予定と照らし合わせましょう。
急がない家具は入居後に受け取り、当日の作業を減らす
初日から使わない家具の配送を翌日以降にすれば、引っ越し当日は荷物の搬入や荷解きに集中できます。
ソファや収納家具などは、受け取り日を分けることも選択肢です。
入居後の配送では、家具を運ぶ通路や組み立てる場所に段ボールが残っていると、作業の妨げになります。配送日までに設置場所の周辺を片付けておいてください。
また、同じ販売店でまとめて購入しても、商品の種類によって配送便が分かれる場合があります。
一度に受け取りたい場合は、注文前に同じ便で届けてもらえるかを確かめることが大切です。
引っ越し先の家具を買う前に確認したい5つのポイント

家具を購入するときは、大きさや価格に加え、搬入方法や組み立ての手配も確認が必要です。
商品によっては、配送料とは別に料金がかかったり、自分で作業する必要があったりします。
設置場所の幅・奥行き・高さを測る
設置場所は幅・奥行き・高さを測り、家具全体の寸法と比較します。
ベッドなら、マットレスの大きさではなく、ヘッドボードなどを含めたフレームの外寸を確認してください。
本体が収まっても、普段の動作に必要な余裕がなければ、使いにくい配置になってしまいます。
次のような動作ができるかも、家具を置く前に考えておくことが大切です。
- 扉や引き出しを開ける
- 椅子を引いて立ち座りする
- 家具の横を通る
- 窓やクローゼットを開閉する
特に収納家具は、扉や引き出しを開けたときに、ほかの家具や壁にぶつからないかが確認のポイントです。
コンセントの位置や、柱・梁などの出っ張りも、家具の配置に影響します。採寸した数値を間取り図に書き込み、周辺の写真も残しておくと、家具を選ぶ際に見返せます。
玄関から設置場所までの搬入経路を確認する
大型家具は部屋に収まっても、途中の廊下や階段を通れるとは限りません。
採寸する場所は、玄関と室内ドア、廊下とその曲がり角、階段の踊り場、エレベーターの入口と内部です。
箱に入った状態で届く商品は、家具の完成時の寸法に加え、梱包サイズも確認してください。組み立て式の家具が複数の箱に分かれている場合は、それぞれを運び込めるだけの広さが必要です。
また、通路の幅に余裕があっても、曲がり角で家具の向きを変えられない場合があります。手すりやドアノブの出っ張りも含めて測り、判断に迷うときは、寸法や写真を販売店へ伝えて相談してください。
ベッドの形状や運びやすさも比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
▶引っ越ししやすいベッドの選び方!運びやすい条件や種類別の比較
商品の納期と配送可能日を確認する
在庫がある商品でも、希望する日に届けてもらえるとは限りません。商品ページの納期に加え、配送先の地域で選べる日程も確認しましょう。
通販では、お届け先を入力すると配送予定日が表示される場合があります。
出荷予定日は販売店などから発送される日であり、新居に到着する日ではないため、表示の意味にも注意が必要です。
希望の家具が入居日に間に合わないときは、別の商品を選ぶか、届くまで代用品で過ごすかを検討します。たとえば、ベッドの到着を待つ間に手持ちの布団を使えるなら、納期だけを理由に希望の商品を諦める必要はありません。
組み立て・設置サービスの範囲を確認する
購入した家具をどこまで運んでもらえるか、組み立ても頼めるかは、販売店や商品によって異なります。
玄関先での受け渡しであれば、室内への搬入や設置は自分で行わなければなりません。
自分で組み立てる場合は、必要な人数や工具、作業に使う場所を事前に確認してください。大型のベッドや収納家具は、作業の準備が整っていないと、届いた日に使えないこともあります。
組み立てサービスを利用する場合は、料金と申し込み方法の確認が必要です。
商品の注文とは別に、組み立てサービスの申し込みが必要な場合もあります。
梱包材の回収が含まれていなければ、大きな段ボールや緩衝材は自分で処分します。組み立てだけでなく、作業後の片付けがどこまで含まれるかも確認してください。
配送日の変更・取り置き・キャンセルの条件を確認する
早めに注文する場合は、入居に合わせた日付を指定できるか、商品をどのくらい取り置きしてもらえるかも確認が必要です。
販売店によっては、配送日を選べる期間に制限があります。
引っ越し日が変わる可能性がある方は、配送日や配送先を変更できる期限も調べておいてください。取り寄せ商品やオーダー品は、注文後の変更・キャンセルができない場合もあります。
サイズが合わなかったり、室内に運び込めなかったりした場合に返品できるかは、販売店によって異なります。
返品が可能な場合も、返送料や手数料の負担を確認してください。
家具の購入を急ぎたくないときはレンタルも選択肢

入居初日から家具が必要でも、長く使うものを短期間で決めるのは難しい場合があります。
購入する家具をじっくり選びたいときは、当面使う家具をレンタルでそろえる方法も選択肢です。必要な家具を借りて生活を始めれば、新居での使い勝手を確かめながら、購入するものを選べます。
転勤や単身赴任、仮住まいなどで利用期間が決まっている場合も、購入とレンタルを比較してみましょう。
利用後に返却できるため、退去時に大型家具の運搬や処分を手配する負担を減らせます。
ただし、レンタルでも採寸や配送の手配は必要です。
初期費用だけでなく、予定する利用期間の総額、途中返却や汚損・破損時の条件も含めて選んでください。
ファストレンタルなら家具と家電をまとめて準備できる
ファストレンタルは、愛知県全域および岐阜県・三重県の一部地域(近接エリア)に対応する家具・家電レンタルサービスです。ベッドやテーブルなどの家具と、冷蔵庫・洗濯機などの家電をまとめて注文できます。
家具と家電を組み合わせたセットなら、新生活に必要なものを一つずつ探す手間を減らせます。
足りないアイテムは単品で追加できるため、暮らしに合わせてそろえられる点も特徴です。
利用期間は3か月・6か月・1年などから選べ、配送日は注文日の7日後以降で指定できます。入居日から使いたい方は、新居の採寸を済ませ、早めに注文しておきましょう。
利用終了後はスタッフに回収を依頼できるため、大型家具・家電の処分先を探す手間も省けます。
購入する家具をじっくり選びたいときや、転勤・仮住まいなどで使う期間が決まっているときにも利用しやすいサービスです。
引っ越しに合わせて家具・家電をそろえたい方は、以下のページから新居で使う商品をお探しください。

引っ越しの家具を買うタイミングに関するよくある質問

Q.引っ越しの何日前に家具を買えばいい?
A.家具を買う時期は、注文から届くまでにかかる日数によって異なります。
入居初日から使うものは、新居の採寸後に到着予定日を確認し、入居日に間に合うよう注文してください。
Q.入居前に採寸できない場合はどうする?
A.まずは不動産会社に、採寸のためにもう一度部屋を見られるか、採寸を頼めるか相談してください。
間取り図の畳数だけでは、家具を置く場所や通路の寸法は判断できません。事前に確認できなければ、大型家具は入居後に採寸してから注文し、それまでは手持ちの寝具などで生活する方法もあります。
Q.家具を安く買える時期まで待ったほうがいい?
A.初日から必要なものは配送日を優先し、急がない家具はセールを待つ方法もあります。
ただし、安さだけで選ぶと、サイズや使い勝手が合わず買い直すこともあるため注意が必要です。
配送料や組み立て費用を含めて比較してください。
Q.買い替える古い家具はいつ手放せばいい?
A.旧居で最後に使う日と退去日をもとに、回収・引き取りの日程を決めます。
ベッドなどは、早く手放すと引っ越し前の生活に支障が出る場合があります。
販売店の引き取りを利用する場合は、新しい家具の配送先と古い家具の引き取り場所が違っても対応できるか、事前に確認してください。
まとめ|家具は新居を採寸してから必要なものを順番にそろえよう

引っ越しで使う家具は、早めに候補を探し、新居の採寸と搬入経路の確認を済ませてから注文するのが基本です。
寝具など初日から必要なものを優先し、ソファや追加の収納家具は、暮らし始めてから選んでも構いません。受け取り日だけでなく、組み立てに必要な時間も考えて手配しましょう。
購入する家具をじっくり選びたい方や、転勤・単身赴任などで使う期間が決まっている方には、レンタルという方法もあります。
ファストレンタルでは、ベッド・ソファ・テーブルなどを利用予定に合うプランで借りられ、利用終了後の回収もスタッフに依頼できます。
大型家具を手放す際に、粗大ごみの申し込み方法を調べたり、引き取り先を探したりする負担を減らせる点が特徴です。
新居に合う家具を必要な期間だけ借りたい方は、家具一覧からサイズと利用プランをご確認ください。




