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一人暮らしの家電・家具にかかる費用はいくら?初期費用の内訳・費用を抑えるコツを紹介

■投稿日 2025年12月8日
■更新日 2025年12月8日
家具家電のイメージ

一人暮らしを始める際には、賃貸契約や引っ越し費用に加えて、家電や家具を揃えるお金も必要になります。

「全部でいくらかかるのか」「どこまで用意すれば良いのか」わからず、なんとなく不安になる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、一人暮らしの初期費用の内訳と金額の目安を整理しながら、引っ越し費用や家電・家具にかかる費用を少しでも抑えるコツ、購入以外の選択肢として家電・家具レンタルを活用する方法まで順番に解説していきます。

初めての一人暮らしを控えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

初期費用の内訳を把握しておこう

新生活のイメージ

一人暮らしのスタート時には、賃貸契約費用・引っ越し代・家電や家具の購入費など、想像以上に多くの出費が重なります。

「どのくらいのお金を用意しておけば安心なのか」が分からないままだと、気づいたときには予算を超えてしまっていたり、その後の生活に支障をきたしてしまったりする可能性もあるため注意しなければなりません。

ここからは、賃貸契約や引っ越しにかかる費用、家電を揃える際の目安額、家具・日用品を含めたアイテム別の目安費用を整理していきます。

ご自身の条件に当てはめながら、必要な初期費用をイメージしてみてください。

賃貸契約・引っ越し費用の内訳

一人暮らしの初期費用としてまず押さえておきたいのが、賃貸契約と引っ越しにかかるお金です。

賃貸契約時には、敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料・鍵交換費用などがまとめて発生します。

家賃60,000円の部屋を借りた場合に必要な費用内訳と金額は以下の通りです。

項目内容目安金額
敷金家賃1か月分約60,000円
礼金家賃1か月分約60,000円
仲介手数料家賃0.5〜1か月分(+税)約30,000〜60,000円
家賃当月日割り+翌月分など約60,000〜120,000円
火災保険2年契約が多い約15,000〜20,000円
鍵交換費用ディンプルキー等のタイプによる約10,000〜20,000円
その他(保証会社利用料など)家賃の0.5〜1か月分が目安約30,000〜60,000円
合計約245,000〜400,000円

家賃水準やエリア、物件条件によって前後しますが、賃貸契約時の初期費用は「家賃の4〜6か月分前後」になるケースが一般的です。

それに加えて、引っ越し業者への依頼費用も数万円単位でかかります。

引っ越し費用の内訳金額
基本料金(トラック代・人件費など)約2万〜5万円前後
※同一市内の一人暮らしの場合
オプション料金洗濯機の取り外し・取り付け、エアコンの脱着工事、家具の分解・組み立て、不用品回収などを依頼すると、1項目ごとに数千円〜1万円台が追加される
時期・曜日による割増3〜4月の繁忙期や土日祝日は料金が高くなる。同じ条件でも平日・閑散期より1.5倍前後に跳ね上がるケースも。
移動距離による差市内〜近距離であれば比較的安いが、県外への長距離移動になると基本料金がさらに上乗せされる

引っ越し費用やサービス内容は業者ごとに異なるため、複数社から見積もりを取り、金額と内容を比較しておくと安心です。

繁忙期はそもそも予約が取りづらい場合も多いため、早めにスケジュールを立てて動いておきましょう。

家電を揃える際にかかる費用の目安

次に、一人暮らしの生活に必要な家電の購入費用を見ていきましょう。

家電の種類容量・スペックの目安金額
冷蔵庫120~150Lクラス約25,000~40,000円
洗濯機5~6kg約25,000~40,000円
電子レンジ単機能レンジ(18~20L前後)約10,000~15,000円
炊飯器3合炊き・マイコン式約7,000~15,000円
照明シーリングライト約5,000〜10,000円
掃除機スティック・キャニスターなど約8,000~15,000円
電気ケトル0.8~1.0L約3,000~5,000円
ドライヤーベーシックモデル約3,000~6,000円
合計約86,000~146,000円程度

冷蔵庫・洗濯機・電子レンジといった生活必需品に、掃除機や電気ケトル、ドライヤーなどを加えると、最低限の家電だけでも合計で数万円台後半〜十数万円前後の出費になります。

優先度の高いものから順番に購入する、レンタルを利用するなど、無理のない範囲で揃えていくといいでしょう。

家具・日用品を含めた「アイテム別」の目安費用

家電以外に必要となる家具や日用品の費用も確認しておきましょう。

アイテム内容金額
ベッド関連ベッドフレーム(シングル)約15,000〜25,000円
ベッド関連マットレス(シングル)約10,000〜20,000円
テーブル類ローテーブル or デスク約5,000〜15,000円
椅子デスクチェア or ダイニングチェア約5,000〜10,000円
収納家具カラーボックス、チェストなど約5,000〜15,000円
カーテン掃き出し窓用+腰高窓用セットなど約5,000〜10,000円
ラグワンルーム用ラグマット約3,000〜8,000円
キッチン用品フライパン・鍋・包丁・まな板セットなど約5,000〜10,000円
食器・カトラリー皿・ボウル・マグ・箸・スプーンなど約3,000〜5,000円
その他小物ゴミ箱・ハンガー・洗濯カゴなど約3,000〜7,000円
合計約64,000〜135,000円程度

家具や日用品は家電よりも手頃な価格であることが多いですが、ひと通り揃えるとやはりそれなりの出費になります。

自分の暮らしに必要なアイテムを事前にリストアップしておくと、買い漏れを防ぎつつ、衝動買いによる無駄な出費も抑えやすくなるでしょう。

賃貸契約・引っ越し費用を安く抑える方法

初期費用の内訳を見ると、賃貸契約時や引っ越しの費用が特に大きな負担になっていることがわかります。

「この部分を少しでも抑えられないか」と考える方も多いのではないでしょうか。

ここでは、賃貸契約や引っ越しにかかる費用を節約する方法を紹介します。

①礼金・仲介手数料が低めの物件を探す

同じ家賃・間取りでも、礼金の有無や仲介手数料の金額などによって、初期費用の総額は大きく変わります。

物件探しの際は、次のような条件にチェックを入れて絞り込んでみてください。

  • 礼金なし
  • 敷金なし/敷金0.5か月以下
  • 仲介手数料0.5か月以下
  • フリーレントあり
  • 保証会社料・鍵交換費用などの有無(備考欄をチェック)

入居から1〜2か月分の家賃が無料になる「フリーレント付き物件」を選ぶと、そのぶんを初期費用の一部に回せます。

敷金礼金が多少かかったとしても、トータルで見れば他の物件より安くなるケースもあるため、候補の一つとしてチェックしておくと安心です。

②引っ越し時期と曜日をずらして見積もりを取る

引っ越し費用は、依頼する時期や曜日によって大きく変わります。

たとえば以下のような日程は、費用が高くなりがちです。

  • 3〜4月の繁忙期(進学・就職シーズン)
  • 土日祝日
  • 大安など縁起が良いとされる日
  • 午前便指定(人気が高い時間帯)

このような繁忙期を避けて日程を組み、さらに複数の業者から見積もりを取り比較することで、数万円単位で引っ越し費用を抑えられる可能性があります。

複数社から見積もりをとると時間がかかることもあるため、余裕を持って早めに動き出すことが大切です。

③自力で引っ越しする

家具や家電が少ない場合は、引っ越し業者に依頼せず、自分で荷物を運ぶ方法もおすすめです。

たとえば、段ボール類は宅配便で送り、大型家具や家電はそもそも持たずに現地で購入・レンタルすると、トラック手配や作業費がかからないぶん、費用を大きく抑えられます。

近距離であれば、レンタカーを借りて数回に分けて運ぶ、家族や友人に手伝ってもらうといった方法も現実的です。

ただし、荷物が多い場合や長距離の引っ越しでは、時間や労力の負担が大きくなるため、かえって業者に依頼した方が安心なケースもあります。

荷物量や移動距離を踏まえ、自力か業者利用かを冷静に判断していきましょう。

家電・家具購入費用を抑えるコツ

賃貸契約時や引っ越しの費用と並んで大きな出費になりがちな家電・家具購入費用ですが「選び方」と「揃える範囲」を意識すれば、費用を大幅に抑えられる可能性があります。

以下では、一度にすべてを買わず優先順位をつける方法や、レンタルサービスを活用するテクニックなど、初期費用を賢く節約するコツを解説していきます。

最初から全部揃えない

「必要そうだから」と一度にすべての家電・家具を揃えてしまうと、予算オーバーや買い過ぎにつながりやすくなります。

入居直後から必須になるのは、冷蔵庫・洗濯機・寝具・カーテンなど、実はごく一部のアイテムです。

テーブルや収納家具、+αの家電は、暮らし始めてから「本当に必要か」「どのサイズなら使いやすいか」が見えてくることも多いので、まずは生活に直結する家電・家具から優先して用意し、それ以外は数週間〜1か月ほど暮らしてみてから順番に買い足していきましょう。

適正サイズ・スペックの家電を購入する

スタイリッシュなデザインや高機能な家電に惹かれる方も多いと思いますが、容量が大きすぎる冷蔵庫や高機能なドラム式洗濯機を最初から選ぶと、本体価格に加えて電気代の負担も重くなりがちです。

ワンルームや1Kの一人暮らしであれば、冷蔵庫は単身用〜やや大きめの2人用サイズ、洗濯機は5〜7kg前後など、生活スタイルに合った容量を選ぶようにしましょう。

間取りや設置スペースを採寸したうえで「自分の暮らしに本当に必要なサイズか」を事前にイメージしてから選ぶと、買い替えや処分のリスクも抑えやすくなります。

セール・アウトレット・ポイント還元を活用する

新生活シーズンのセールや決算セール、型落ち品の値下げを狙えば、同じ性能の商品を割安で手に入れることが可能です。

家電量販店のポイント還元や通販サイトのキャンペーンも積極的に活用しましょう。

冷蔵庫や洗濯機など高額商品は、まとめ買いでポイントが貯まりやすいため、事前に候補を絞って比較検討するのがおすすめです。

家電を安く購入する方法についてはこちら

家電レンタルを活用して初期費用を抑える

もう一つの選択肢として検討したいのが、家電レンタルの活用です。

冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を購入ではなくレンタルにすると、10万円単位の初期費用を一度に用意しなくて済み、月額料金に分散できます。

ここでは当社のレンタルセットと費用を紹介します。

セット内容金額
エントリー家電3点セット・冷蔵庫【106~139L】
・洗濯機【5.5kg】
・電子レンジ
¥3,000 / 月額(税込)
エントリー家電5点セット・冷蔵庫【106~139L】
・洗濯機【5.5kg】
・電子レンジ
・炊飯器【3合】
・液晶テレビ【32型】+テレビボード【~40型】
¥5,000 / 月額(税込)
ハイクラス家電3点セット・冷蔵庫【168~180L】
・洗濯機【7㎏】
・電子レンジ
¥4,000 / 月額(税込)
オールインワンセット・106~139L容量冷蔵庫
・5.5kg容量洗濯機
・電子レンジ
・3合炊き炊飯器
・32型液晶テレビ
・40型対応テレビボード
・電気ケトル
・サイクロンクリーナー
・ローテーブル
¥6,000 / 月額(税込)

短期の単身赴任や、進学で「いつまで同じ部屋に住むか分からない」状況の場合、退去時の処分費用や運搬の手間も気になりますが、レンタルなら退去時に返却するだけで良いため、大型家電の廃棄や買い手探しに悩まずに済みます。

ドラム式洗濯機や大きめの冷蔵庫など、気になるけれど購入するにはハードルが高い家電を「お試し感覚」で使える点もメリットです。

家電レンタルについて詳しくはこちらの記事でも解説しています

名古屋・愛知・岐阜・三重で家電レンタルを選ぶなら

名古屋

名古屋や愛知県内、岐阜・三重エリアで一人暮らしを始めるなら、ぜひ「ファストレンタル」をご活用ください。

地域密着ならではの迅速なサービスで、無理なく家電・家具を揃えられます。

ベーシックな家電セットを月額3,000円(税込)でレンタル可能

ファストレンタルでは、一人暮らしに欠かせない冷蔵庫・洗濯機・電子レンジをまとめた「エントリー家電3点セット」を、月額3,000円(税込)と手に取りやすい価格でご用意しています。

「初期費用を抑えたい」「できるだけ手軽に家電を揃えたい」という方に最適なセットです。

容量大きめの家電を組み合わせた「ハイクラス家電3点セット」や、テレビ・炊飯器を加えた「エントリー家電5点セット」もございますので、ライフスタイルに合わせてお選びください。

もちろん、単品でのレンタルにも対応しています。

家具もレンタルできる

ファストレンタルでは家電のほか、ベッドやテーブル、チェアといった一人暮らしに必要なアイテムも月額料金でレンタルできます。

アイテム内容
リビング家具2人掛けソファ
テレビボード
ハンガーラック
キッチン家具レンジ台
テーブル・チェアダイニングセット
テレワークセット
ローテーブル
折り畳みローテーブル
ベッド・寝具【新品】寝具6点セット【シングルベッド用】
シングルベッド(ベッドマット・カバー付)
カーテンカーテン・レースセット
照明シーリングライト(LED・リモコン付)

「あったら便利だけれど購入するほどではないかも」と迷う家具をお試し感覚で使ってみたいときや、新しい家具を購入する前の“つなぎ期間”に一時的に利用したい場合にも、気軽にご活用ください。

高年式の家電・家具をお届け

ファストレンタルでは、製造から5年以内の高年式家電・家具を中心に取り揃えています。

専門スタッフが丁寧にメンテナンスを行い、衛生面にも配慮した状態でお届けしますので、安心してお使いください。

万が一の初期不良にも対応できるサポート体制を整えているため、レンタル初心者の方にも利用しやすいサービスです。

設置・回収までおまかせできる安心サポート

ファストレンタルの家電・家具レンタルは「配送・設置までまとめてスタッフにおまかせできる」点が大きなメリットです。

冷蔵庫や洗濯機など、個人で運ぶのが難しい大型家電も、スタッフが設置まで対応してくれるため、初めての一人暮らしでも安心して利用できます。

もちろん退去時のレンタル品の回収にも対応しており、廃棄方法やリサイクル料金を自分で調べる必要もありません。

「持ち運ぶ人手が足りない」「捨てる手間をかけたくない」ならぜひレンタルをご活用ください。

まとめ

まとめ

頭を悩ませる方も多い「一人暮らしの初期費用」ですが、各項目の金額を洗い出し、敷金礼金ゼロ物件を選ぶ、引っ越しの時期や曜日を調整する、優先度の高い家電・家具から順に揃えるといった工夫を重ねれば、負担をぐっと抑えられることもあります。

記事内では、ここで紹介したもの以外にも、さまざまな節約のアイデアを詳しくまとめていますので、ご自身の状況に合わせてご活用ください。「さらに費用を抑えたい」「手軽に家電を揃えたい」という方には、家電・家具レンタルの利用もおすすめです。

名古屋・愛知・岐阜・三重エリアで家電・家具レンタルを検討中なら、ファストレンタルをぜひご活用ください。

  • 家電3点セットを月額3,000円(税込)〜で利用可能
  • 高年式で使用感の少ないメンテナンス済みアイテムをお届け
  • 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビ・エアコン・季節家電など充実のラインナップ
  • 家具も同時にレンタルOK

配送・設置から退去時の回収まで一連の作業をスタッフにおまかせできるため、処分先を探したり運び出したりする負担がないのがメリットです。

注文は24時間いつでも可能ですので「急いで新生活の準備を整えたい」という場合にも便利にお使いいただけます。

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スタッフ

監修者

黒田 真一

ファストレンタルスタッフです。今回のコラムでは、一人暮らしの初期費用や家電・家具を揃える費用の内訳、負担を抑えるコツについて詳しく紹介しました。この記事の内容が、無理なく一人暮らしを始める際の一助になれば幸いです。ファストレンタルでは「できるだけ初期費用を抑えて一人暮らしを始めたい」「引っ越しや転勤が多いので、家電や家具をあまり持ち歩きたくない」といったお悩みに寄り添える月額制の家電・家具レンタルプランをご用意しています。愛知・岐阜・三重エリアで新生活を始める方は、購入だけでなくレンタルという選択肢もぜひ検討してみてください。

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